M&A・事業売却・事業承継を考える経営者・事業責任者のための、実践的なレター。 週次で届く洞察が、あなたのEXIT戦略を変える。

「やめどき」という、いちばん難しい問い
新規事業に挑む企業にとって、もっとも難しい意思決定のひとつが「やめどき」の判断ではないでしょうか。市場に出してみたものの、想定通りには伸びない。手応えはあるけれど採算が合わない。続けるべきか、引くべきか――こうした葛藤は、規模の大小を問わず、多くの企業が経験しています。
街を歩けば、当たり前のようにそこにある自動販売機。日本は世界でも有数の「自販機大国」として知られ、ピーク時には清涼飲料の自販機だけで約247万台が全国に設置されていました。しかしいま、その風景が少しずつ変わり始めています。2025年から2026年にかけて、飲料大手各社が自販機事業からの撤退や大幅な縮小を相次いで発表しました。今回は、この業界全体に広がる「撤退の波」を通じて、事業の見直しとは何かを考えてみたいと思います。
「撤退」という言葉に、どこか後ろめたさを感じてしまう方は少なくないのではないでしょうか。「諦めた」「負けた」というイメージがつきまとい、特に日本では「石の上にも三年」という価値観が根強いこともあって、事業を手放すことへの抵抗感は強いものがあります。 しかし、ビジネスの世界を見渡してみると、むしろ「撤退」や「ピボット(事業転換)」こそが、次の成功への扉を開く鍵になっていることが少なくありません。今回は、最近の事例を紐解きながら、事業転換や撤退について一緒に考えてみたいと思います。
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